新華社電によると、中国四川省の登山協会は16日までに、日本人登山隊が同省甘孜チベット族自治州の雅拉雪山(標高5820メートル)に無許可で登ろうとしていたとして、地元体育局から登山の中止命令と罰金5000元(約7万6000円)の処分を受けたことを明らかにした。
登山隊は計5人で、8月初めに現地入りし登山を開始。しかし住民から通報があり、登山協会のメンバーが巡視中に標高4300メートル付近で見つけた。
中国では標高3500メートル以上の山に登る際は地元の体育当局への申請が必要だが、登山隊が手配を頼んだ地元の旅行社が「申請はいらない」とごまかしていたという。
ZAKZAK 2007/08/17
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